作品の色合いを再現した高度な画像処理と高品質な印刷

2025 年1 月11 日（土） ～ 3 月23 日（日）、パナソニック汐留美術館にて、「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」が開催されました。

株式会社マップスは、関連会社Echelle-1が発行する「ル・コルビュジエ　諸芸術の綜合1930-1965」展の公式カタログにおいて、制作印刷を対応いたしました。

デザインは、REFLECTA様、制作および掲載作品の画像加工から印刷・販売までをマップスで対応しました。

これまでEchelle-1の発行物であるル・コルビュジエをモチーフにしたさまざまなカタログや書籍を制作してきたノウハウを生かし、いかに作品のイメージを再現するか、を最重要テーマとして制作にあたりました。

今回のカタログは、本文に「b7ナチュラル」という少し黄色がかった用紙を使いましたため、真っ白い用紙で色合いを合わせた作品画像は、すべて黄色被りをしてしまいました。そこで黄色がかった用紙に印刷した際にも、白い用紙に印刷したイメージに近く作品画像を表現するため、すべての作品画像について高度な画像処理加工を行いました。作品1点1点について部分的な色調整など丁寧に画像処理を行い、美術館様にもご満足いただける再現性を実現できました。

この公式カタログは、テーマに沿って全４章で構成され、建築の思想をベースに絵画、彫刻、素描、タペストリー、図面、模型、ルシアン・エルヴェの写真作品など分野の異なる作品をつなぎ、ル・コルビュジエの芸術観全体を表現したものと言えます。